なぜナチスは原爆製造に失敗したか

高校生の頃だけど、タイトルにある本の広告を見て、この本が欲しくなった。

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『なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか
 連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い 上』
『なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか
 連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い 下』
     トマス・パワーズ(著)/鈴木主税(訳)/福武書店1994年

 

当時、高校で物理を選択していたこともあり、ハイゼンベルクさんの名前を憶えていたことが、この本に興味を持つ動機付けになった。

 

高校生にとって、この手の本は高い買い物であった。が、上下巻ともに定価で買い求め(今の時代って、アマゾンとかあって本当に便利ですね)、しっかりと読んだことが懐かしい。

 

こういう本を読んでも、いまだに頭のどこかで思うのが、日本に投下された原爆のひとつはナチスドイツ製だったという話の信憑性。

事実と真実が同じとは限らない。そんな言葉も思い出す。